Cross Art Project
人を繋げる芸術
「芸術」と聞いてあなたは何を想像しますか?
音楽、美術、演出など、人によって様々な分野が心に浮かぶのではないでしょうか。
一つ一つの芸術分野は、様々な人の想いが詰まった集大成です。
しかし、それぞれは内部で完結しがちで、外部や他の分野との交流はほとんど見られません。
CAPは、分野の垣根を越えることで新たな感動が生まれる可能性を見出し、「人を繋げる芸術」の理念の下、芸術やそれに関わる人々の想いを繋げる活動をしています!
10月14日、目黒パーシモンホールにて初のイベント「Halloween Cultural Festival」を開催予定。
芸術は敷居の高いもの?
小さな子供も、クレヨンを持てば絵を描くことができます。
体が思うように動かなくなっても、音楽を楽しむ人はたくさんいます。
芸術とは、本来どんな人にも身近に触れられるものなのです。
ですが私たちは、ついつい芸術を敷居の高いものとして敬遠しがちです。楽器を弾けなくても、著名な画家を知らなくても、芸術は常にあなたに開かれているはずです。
芸術の持つ力とは?
1985年、アメリカで伝説的なセッションが行われました。
"We Are The World"ーマイケル・ジャクソンの呼びかけに応じて、世界を代表するアーティストたちが集まりました。
その目的はアフリカの支援。
音楽が苦しんでいる人々を救うきっかけとなったのです。
さらにさかのぼって、フランス革命はどうでしょう。
義勇軍の士気を高めた歌として有名な「ラ・マルセイエーズ」、革命を讃えて描かれたドラクロワの「民衆を導く自由の女神」、そしてのちにユーゴーによって著される「レ・ミゼラブル」…革命にまつわる数々の芸術は、人を結びつけ、時代を動かす力も持っていると言えるのではないでしょうか?
芸術で社会にインパクトを!
現代の進歩を担うIT分野で、もっとも影響力のある企業の一つであるApple社。代表的製品であるiPhoneやMacなどは、その性能もさることながら、他の追随を許さない洗練されたデザインでも人気を博しました。
ですが、かの開発者スティーブ・ジョブズが、かつて美術学校に在籍していたことを知っている人はそれほど多くないのではないでしょうか。Apple社のサクセスストーリーは、有り余るアイデアと芸術的センスの融合が、社会に大きな変革をもたらした一例でもあるのです。
ならば、芸術に関わる人どうしが分野を超えてつながったら、もっと壮大な夢を実現できるのではないか?
そもそも芸術の魅力とは、作品そのものの魅力だけではありません。それを生み出す人、鑑賞する人、それに関わるすべての人の持つパワーが相まって、その芸術にしかないを魅力を形作っているのです。ここで私たちは、分野の垣根を取り払い、芸術に関わるあらゆる人を互いにリンクさせることに意義を見出しました。
私たちは芸術を通し社会にインパクトを与えること、そしてここで出会った人々が将来豊かな人材となり、さらなる可能性の連鎖が広がることを目指します。